シート版画と同じ技法で、小さくて可愛らしいスタンプがつくれます。
従来のスタンプは印面を彫ったり、削ったりして凹凸部をつくりましたが、クロススタンプの場合は1mm厚の版画シートをカッターナイフやハサミを使ってカットし、ホルダーに貼り付けてつくります。切り残った部分は凹版として残りますので、両方ともスタンプとして使用する事ができます。スタンプインクや水性マーカー、水彩絵の具で着色します。


クロススタンプ

つくりかた
1 タック付きの白い布の版画シートの裏側(クリーム色シール)に直接下絵をかきます。文字の場合でも左右逆文字にする必要はありません。

2 下絵の色分けの計画通りにカッターナイフなどで切り込みます。はさみで切ることも出来ます。

3 切り抜いた部分のクリーム色シールをはがし取り、緑色のベースホルダー(3色3層のブロック)に直接貼ってスタンプが完成します。